よほどの動物嫌いでない限り、ペットを飼いたいと思ったことがある方は多いですよね。定番の犬や猫は人との相性も良く、実際に飼われている種類も豊富です。また、家族や友達との会話でも、犬派か猫派か、という質問は誰もが一度は経験しているのではないでしょうか。ここでは、その犬や猫をペットとして飼うことにはどのようなメリットやデメリットがあるのかを、紹介していきます。
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あなたは犬派?猫派?ペットと一緒に暮らすメリットやデメリットを紹介!
犬は人との歴史も深い、忠実な動物!
犬は昔から人とは関連が深く、狩りの助手や番犬としての役割を果たすことができる、忠実な性格と賢い頭脳を持ち合わせた動物です。ですが、小型犬から大型犬まで種類も大きさも豊富ですので、飼う人の家や生活リズムに合わせて選ぶ必要があります。例えばペット可のマンションや室内で犬を飼いたい方には小型犬、家の外で飼う、あるいは室内に十分な飼育スペースがある方は中型犬や大型犬、などです。飼い主の好みだけで判断をすると、ペット自身が窮屈な思いで生活をすることにもなりかねません。
また、犬は散歩をすることが必須ですので、毎日散歩に連れて行ってあげられるかどうかも重要です。散歩をする時間や体力が無い方は、比較的散歩の時間が短くても大丈夫な小型犬を選ぶことをおすすめします。犬は一緒に遊んだり、散歩をしないとストレスが溜まる動物ですが、飼い主には従順で仲良くなれる動物でもありますので、友達や家族としての存在を求めている方には、最適な動物です。
猫は気まぐれ!でもそこが良い?
猫も人とは付き合いが長く、ネズミの駆除のために猫が重宝された時代もあるほどです。そんな猫の性格は気まぐれの一言で済むほど、甘えてくることもあれば、呼びかけても寄って来てくれないなど、人の思惑通りにはいかない動物です。ですが、その気まぐれさが好きという方も多く、見た目の可愛さや美しさ、ゴロゴロと喉を鳴らす様は癒しの宝庫でもあります。基本的に猫は室内で飼われていることが多い動物ですが、好きなように外に出られるようにしている方もいます。ですが、猫は外に放つと好き勝手にマーキングをする恐れがありますので、近所迷惑に繋がることもあり、事故に巻き込まれる心配も少なくありません。トラブルなく猫と暮らすには、室内で飼う方が無難です。
室内で飼うのは、猫にとって運動不足やストレスになるのではと思う方もいますよね。ですが、上下運動ができるキャットタワーの設置や、おもちゃで遊んであげる、などの対処法で猫は十分運動することができますし、ストレスも軽減されます。注意点としては、爪を研ぐ習性がありますので部屋の中が傷むということが挙げられます。また、猫アレルギーの方は猫を飼うことに躊躇しがちですが、猫アレルギーは猫そのものではなく、猫の毛に付いたタンパク質である唾液や尿ですので、部屋や猫自身を清潔に保っておけば、猫アレルギーの発症を回避することができます。
犬と猫に共通していることとは?
犬を飼うにしても、猫を飼うにしても、ペットの登録や予防接種、しつけなど、手間のかかることは多くあります。また、ペットフードやゲージ、おもちゃなどのグッズにかかる費用も発生するので計画性が必要です。なお、去勢手術を選択しなければならない場合もありますので、飼い主の判断だけではなく、家族や近隣の状況なども考慮しましょう。
(まとめ)一緒にいると楽しいのがペット!
人と違って、意思疎通が難しいのが動物ですが、比較的犬や猫は人と上手く暮らしていける動物です。しつけや予防接種、シャンプーなどのボディケアをする必要はありますが、その存在は生活に癒しや潤いを与えてくれます。生物である限り、ケガや事故に巻き込まれることもありますが、ペット保険に加入をしておくと安心ですので、犬派も猫派も、仲良く快適に暮らしていくためにもサポート体制を整えて飼うことをおすすめします。